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血痕が絶えない合元寺の赤い壁

【評価:4びーなす】  世界B級遺産として認定す

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中津市寺町にある合元寺(ごうがんじ)。浄土宗西山派の由緒あるこの寺に、なにやらオカルトチックな話があるというので行って来ました。寺町はその名のとおり寺が密集する地域。もともとは中津城の城下防備を目的に造られた町である

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散策コースになっている整備された石畳を歩いて行くと、急に真紅の壁が目に飛び込んできた。あきらかに付近の寺とは異なり異彩を放ってる。すべて赤。壁一面が真っ赤である。美しくもあるがどこか異様に思う。当たってほしくはなかったが、やはり赤い色の正体は血のようだ。それも動物の血ではなく人間の。だがそれも昔の話。現在の壁の色は塗装によるものです。もし本当に人間の血だったら優秀な大分県警がだまっちゃあいない。即逮捕でしょう

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ではなぜ壁が赤く塗られているのか。そこには涙無しには語れない悲しいお話があったのです。戦国の世、豊前国中津城主に黒田孝高(如水)という人物がいました。2014年のNHK大河ドラマ・黒田官兵衛その人です。当時孝高は領内平定のため反抗勢力の制圧にとりかかっていた。一番の難敵はお隣の現築上町を本拠地としていた城井城主・宇都宮鎮房である。そこで孝高は秀吉と一計を案じ、所領安堵を条件として息子長政と鎮房の息女千代姫(鶴姫)が婚約することで和睦した。天正16年(1588)4月20日、鎮房は150人余りのお供を引き連れ中津城に赴きます。しかし工事中ということもあり城内に入れたのは鎮房と小姓一人のみ。残りは合元寺で休息を命じられていました

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孝高にとっては願ってもないチャンスです。お人好しの鎮房は酒宴の席で娘婿になるはずだった長政により謀殺される。勢いそのままに合元寺に兵を差し向け宇都宮家臣も皆殺しにします。その時についた刀痕は合元寺に残っています。気になる千代姫(鶴姫)なんですが、かわいそうに13歳の若さで磔にされました。さぞかし無念。宇都宮側からしたら黒田憎しでしょうね

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家臣達の返り血で寺の白壁が真っ赤に染まり、のちに何度塗り直しても血の色が浮き出てくることから、ついには赤色の壁にしたと伝えられてます。それが赤壁寺と言われる由縁です

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力が全て。生き残ったものが強いんだ。確かにその通りなんだけど、ついつい判官贔屓の目で見てしまう。家臣たちの無念と悲しみはどれほどのものだったでしょう。また千代姫(鶴姫)の身を案じながら殺された鎮房は、それこそ死んでも死にきれない。実際、中津城には鎮房の亡霊が出るということで、霊を鎮めるために城井神社が建てられています。絵画や石から血がでるって話はわりとあるけど、現実に人が斬られ死んでる分だけ説得力があるね

赤壁 合元寺(ごうがんじ)
通称「赤壁」といわれるこの寺は、浄土宗西山派。開山空誉上人は、天正15年(1587年)黒田孝高(如水)に従って姫路から中津に来錫した。その後、天正17年4月、孝高が前領主、宇都宮鎮房を謀略結婚により中津城内に誘殺したとき、その従臣らが中津城を脱出し、この寺を拠点として奮戦し最期をとげた。以来門前の白壁は幾度塗り替えても血痕が絶えないので、遂に赤色に塗られるようになった。当時の激戦の様子は現在も庫裏の大黒柱に刃痕が点々と残されている。また、戦死した宇都宮家の家臣は合葬し、寺内の延命地蔵菩薩堂に祀り菩提を弔った。その空誉上人は、宇都宮鎮房の庶子であったといわれ、文武の道に秀で世人の崇敬が篤かったため、後事をおそれ、慶長16年、黒田長政に福岡城で誘殺された。という哀史を秘めた寺である。寺内には、三浦梅園、倉成龍渚の師、儒学者藤田敬所(藤貞一)の墓がある。後のお堂は経蔵である 中津市教育委員会 中津の郷土史を語る会


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寺内にはお願い地蔵尊を祀ってあります。福沢諭吉も長崎に遊学するにあたって学業成就を祈願しました

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左からお願い地蔵、延命地蔵、身代わり地蔵です。三体そろって三願成就の地蔵尊と呼ぶらしい

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毎年8月9日には七観音参りというものがあります。この日に寺町周辺の7つの寺に参詣すれば千日参ったのと同じ御利益があると伝えられてます。うれしいことに、お参りすればお菓子がもらえるよ

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輪袈裟(わげさ)を持って札所をまわれば御朱印が頂けます。また夜には寺町とうろう祭りが開催され、きれいな灯ろうが一帯に飾られる

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もちろん一番人気は赤壁寺です。提灯と灯ろうの灯りでぽわーんと浮かび上がる朱色はめちゃめちゃきれいだよ。昼間とは違った感じでいいですね

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中津にはお寺や神社に関係するミステリーなものが多いです。特に怖いとかではないから大丈夫。謎解きがてら情緒ある中津の町を歩いてみるのも楽しいよ
(大分県:中津市寺町973 古戦場赤壁の寺 合元寺)



【 関連記事 】
 すぐ近く。円応寺にある河童の墓と水文瓦(中津市)
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 壁一面に名刺が貼ってある大畑駅(人吉市)
 鍋島藩の化け猫騒動(白石町)
 怨念がそこらへんに充満している弓削神宮(熊本市)




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この記事へのコメント

なんと、 - らぼっち - 2012年01月13日 00:04:54

赤塀はきれいなんだけど、むごい残酷な話ですね
せめて鶴姫は家元に帰してあげて欲しかった
敵討ちされないように一族郎党皆殺しの時代とは分かっちゃいますが
それにしても、大分奥深いです♪

- おにぎり太郎 - 2012年01月13日 20:11:57

■ らぼっちさん こんばんは

大なり小なり当時はこんな話が結構あったんでしょうね。それにしても磔っていうのはちょっとなぁ。罪人の見せしめって感じがするよね。だけどその後の黒田如水の歴史の評価は高いみたいだからわからんもんだなぁ。寺町にはほかにも面白いところがあるので、機会を見て書きますね。いつもありがとうございます♪

- うさ - 2012年01月14日 10:18:52

こんにちは♪
ドキっとするような真っ赤な壁のお寺には悲しい実話が残されているのですね・・・
寺町、行って見たくなる名前の町です^^
歴史が沢山見れる場所のようですね。
興味があります^^

最後のお地蔵様のお顔を見てほっとした私でした^^

- おにぎり太郎 - 2012年01月14日 18:10:53

■ うささん こんばんは

お寺で赤い壁ってなんかインパクトあるよね。これが神社だと鳥居や拝殿、それに巫女さんの袴なんかで朱色があるのは当たり前。お寺と神社でずいぶんイメージが違うんだなぁと思いました
寺町は本当に面白いですよ。臨済宗の横に別の宗派の寺があり、その正面にはまた別の宗派の寺があるって感じで超がつくぐらい密集しています。少し先の中津城には神社がかたまってあるので、見事に棲み分けされてます。最後のかわいいお地蔵様は怖いと思った人もいるだろうから癒しのためにいれました(笑)

行ってきました! - NAGISA - 2014年01月07日 11:46:31

お久しぶりです。
ずっとずっと行きたかった合元寺、お正月に行ってきました!!
中津の寺町ってこんなに素敵なところだったんですね~。
全然知りませんでした。
ゆっくり散策しましたよ^^
また九州大図鑑を見ながら珍スポットまわってみます!
楽しい♪♪♪

- おにぎり太郎 - 2014年01月07日 20:47:54

■ NAGISAさん こんばんは

お久しぶりです。寺町ってびっくりするぐらいお寺が多かったでしょ。街並みも雰囲気あっていいですよね♪

そうそう。最近、合元寺で検索される人が多いのですが、やっぱり大河ドラマの黒田官兵衛の影響なんでしょうか。だとしたら今年は中津から目が離せませんね

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