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倶会一処。勝楽寺の白仏

【評価:3びーなす】  日本B級遺産として認定す

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いやぁ、お盆はバタバタしててホントあわただしかったよ。ちょうど身内に不幸ごとがあり12日から通夜・火葬・葬儀と立て続けにあったもんだから、ゆっくりできたのは15日だけかもしれないなぁ。しかし人間なんてあっけないもんだね。出棺の時はあんなに重かったのに、荼毘に付されたあとの骨の軽い事。驚きだよ

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今日は供養の気持ちを込めて骨に関する珍スポットでも紹介しようかな。以前書いたことあるけど、大阪の一心寺にあるお骨仏のことを覚えてるかなぁ。実は同じような骨仏が九州にもあるんだな

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芥川賞作家の辻仁成さんが書いた「白仏」。この舞台となったのが大川市大野島にある勝楽寺です。白仏(はくぶつ)とは人間の骨を砕きそれを仏像にしたものなんだけど、これだけ聞くと気味悪いと感じる人も多いはず。そこは小説を読んでみよう。どういった気持ちでこの仏様を作ったのかがよくわかるから。何よりとても面白い作品だよ。そしてネタバレになっちゃうけど、勝楽寺の白仏を作ろうと言い出したのが辻さんのおじいちゃん、鉄砲屋の今村豊さんなんだ

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勝楽寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、周囲を田んぼに囲まれ大変のどかな場所にありました。写真2枚目の右側が新納骨堂です(昭和40年2月28日建立)

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白仏を安置してあるのがこの新納骨堂。分厚い扉を開けて中に入ろうと思ったけど、やっぱ緊張するなぁ。だけど勇気を出して、エイっ

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おぉ、これが白仏か。第一印象としては、びっくりするぐらい白かった。光沢とかがあるわけじゃないんだが、美しくそしてとても気高く感じたよ

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その前にお詣りをしようかな。左側には次の白仏になるであろう遺骨がありました。小説によると骨壺は納骨堂の地下室に保管され、二体めの量に達するまで大切に保管するそうです。計算上ではかなり先、数百年後の話だそうです

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和尚が稔に書いた倶会一処(くえいっしょ)、ここにもありました。「人間は貧しか者も富む者も本来は一緒っちゅう言葉たい。世の中のくだらない決まり事や価値観を越えて人間の存在は一つっちゅうことを意味するとたい」。(かっこは白仏から引用)

不捨本願来應大悲
二度と暮らし直しの出来ない大切な人生は、今日が最後になるかもしれません。自分を粗末にするためにこの世に出てきたのではありません。自分を地獄に突き落すために今まで生きて来たわけではないはずです。生きているいまが一番大切です。真宗の御安心は平生業成、かねがねが一番大切です。今、耳の聞える、しようね心のたしかな時、聞法に精を出し問違なく念仏相続を頂き當来には安養浄土に往生して、倶會一處の効果を證されん事を念じます 合掌
骨数量 二八俵 骨重量 一三〇〇kg 使用遺骨 数千体 製作者 今村輝久先生(大阪在住)


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あらためて数字をみるとすごい数だなぁ。宗派の違いを越えてこれだけの数がよく集まったもんだ。「金持ちだろうが貧乏人だろうが、立派な墓を持っていようが、永久に地上に墓を残すことはできんたい。いつかはあん葦原の無縁仏のように忘れられるったい。ほとんどの墓が実際忘れられようが。だれも参ることのなか墓ほど悲しかもんはないったい。先祖を一つにしておけば、島がなくならん限り、島民は絶対に祖先のことば忘れるこつはなか」

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島に埋葬されていた遺骨を集め麦おっしゃき機と呼ばれる機械で骨を粉砕し、その粉を米俵にまとめます。それを練り上げ今村輝久さんが一体の仏像を製作したそうです。稔が骨が砕けるときに聞いたメキメキという音に慣れなかったのが今のおいらにはよくわかる。箸渡しで骨を骨壺におさめる時の擦れた音、確かにあれはかなりくるもんなぁ

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いろんな考え方があるだろうけど、いつまでもおまいりしてもらえるっていい事だよね。おいらのお墓参りの思い出といえば汗だくになりながら掃除して蚊に刺される。子供の時はこれがいやでいやでしょうがなかったよ。でも、今年も迎え火・送り火をするために13日・15日はお墓参りをきちんとしたよ。みなさんもご先祖様を大切にね
(福岡県:大川市大字大野島2017 勝楽寺)



【 関連事項 】
 めちゃめちゃびっくり。お骨仏の一心寺(大阪市)
 円応寺にある河童のお墓(中津市)
 鹿児島で見つけた屋根つきのお墓(指宿市)
 日本一大きな獅子頭がある難波八阪神社(大阪市)
 石垣観音寺に伝わる牛鬼の手のミイラ(久留米市)
 正雲寺にある白い合掌の門(由布市)
 日本一大きい巨大鬼子母神像(豊後高田市)
 駄洒落とカエル愛に満ちあふれた如意輪寺(小郡市)
 大仏像の解体現場(杵築市)




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この記事へのコメント

- らぼっち - 2011年08月16日 21:47:28

九州にも白仏があったんですね
先祖を一つにしておけば忘れられることはない・・・か
墓参りは日頃会えない親戚との再会という機会も与えてくれます
ご先祖様々です^^

帰省の折、ギャラリーよしきに行ってきましたよ♪

- おにぎり太郎 - 2011年08月17日 01:24:23

■ らぼっちさん こんばんは

そうなんです。大川にもあるんだよ。小説の主人公稔は戦時中に人を殺め、いつまでも苦しみ、また家族や身内を事故や自殺で亡くしたことから生と死についていろんなことを考えたんだと思うんだ。特に土葬された初恋の人を掘り起こすシーンや息子の骨壺をとりあげるところがすごかった。死生観について考えさせられる作品でした

ギャラリーよしき行かれたんだ。らぼっちさんはギャグ対決したんじゃないの(笑)
面白かったでしょ。最初に行ったときは壁にベイスターズのホームラン数を表にしたものやお米が腐る過程を瓶詰めしていたりでかなり強烈だったけど、今は幾分おとなしくなったかも。ツチノコを見た感想をぜひ読みたいです。ブログまってます♪

- きまぐれおじさん - 2011年08月17日 07:21:24

初めて聞きました。
そうなんですか。骨を粉砕してそれを練って仏像を造るなんて。
何も知りませんでしたが不思議な気持ちになりますね。
僕も毎年お盆には父母のお墓参りを続けていますが、子供のころは大嫌いでしたね。
おっしゃるとおり蚊に刺され(昔はもっと蚊が多かったように思います)早く帰りたいばかりでした。
でも、実際実の父母となると違ってきますね。
じっくりお参りをしています。
家内はカソリックなので習慣が違う見たい(笑)

- うさ - 2011年08月17日 11:34:14

こんにちは。
九州にも白い仏様がいらっしゃったのですね。
不思議な美しさがあるような気がします。
私は毎年のお墓参りは小さなころから好きだったりします。
親戚が集まってお話したりするのでお盆はいつも会わない人に会える日です。
仏様が年に一度お帰りになる日は生きている親戚達も帰ってくる日、子供のころから好きな日です^^

- おにぎり太郎 - 2011年08月18日 02:27:06

■ きまぐれおじさん こんばんは

きまぐれおじさんの言う通り不思議な気持ちになる場所でした。そんな気持ちになるのも生きてるこそなんだよなぁ。水巻町の長専寺でもお骨仏の計画があるようですよ。少しずつこういった供養の仕方が増えるのかもしれません
お父さんとお母さんとじっくりお話が出来たようでよかったですね♪

- おにぎり太郎 - 2011年08月18日 04:13:27

■ うささん こんばんは

お盆は親戚が集まって賑やかになるよね。普段合わない人たちもいてご先祖様も喜んでるかも
墓参りも年を重ねるとまた違った感じがするのかなぁ。そういえばサン=サーンスの交響詩で「死の舞踏」っていうのがあるんだけど、普段はあんな風にお墓でダンスをやってたら面白いかもです(笑)

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